プロダクト
2026年2月 · 約6分
コーチはどう提案を決めているのか
数字を足すだけのアプリは、いちばん難しい部分を利用者に残します。その代わりに置いた考え方と、最初の1週間を過ぎると助言が鋭くなる理由をまとめました。
一食ではなく、一日
どの提案も直前の記録ではなく1日全体から始まります。糖質60gの昼食は単独では何も意味しません。残りの余裕と、いつもの夜の過ごし方に照らして初めて意味を持ちます。
そこでモデルはまず、この先の数時間の見取り図を作ります。目標がどれだけ残っているか、通常あと何食あるか、差を埋める時間がどれだけあるか。
なぜたんぱく質が最初なのか
9つの指標のうち、たんぱく質は最も外しやすく、最も気づかれにくい項目です。体重が落ちるときに筋肉まで落ちるかを決めるのもここです。複数が同時に崩れているときは、たんぱく質から手を付けます。見える結果までの道がいちばん短いからです。
次は糖と塩分です。どちらもたいてい意図した結果ではありません。その後に食物繊維、そして脂質の質。カロリーは枠であって最初に直す対象ではありません。数字だけ合わせて栄養素をすべて外すのが、この順序で避けたい失敗です。
💪
1. たんぱく質の不足
最初に埋めます。直すのがいちばん簡単で、放置する代償がいちばん大きいからです。
🍭
2. 糖と塩分
意図的なことはまれで、午後の失速の多くはこの2つの数字が原因です。
🥦
3. 食物繊維と脂質
1食ではなく1週間単位で調整します。動きがゆっくりな値です。
1週間後に変わること
だいたい7日で傾向が現れます。火曜の落ち込み、週末の糖、実は食べていない朝食。そこから助言は一般論をやめ、あなたの一週間の話になります。いつも無視される提案は、実際に動ける提案へと静かに置き換わります。
計画そのものも固定ではありません。目標や活動量を変えれば同じ考え方で作り直され、新しい目標値はその日から適用されます。
「夕食前に実行できる助言は、日曜に読むレポートに勝ります。」